ALSではあらわれにくい4つの症状
ALSはからだのいろいろなところに変化があらわれますが、
多くの患者さんに末期まで「この症状はあらわれにくい」というものが4つあります。 それは、(1)眼球運動障害、(2)膀胱直腸障害、(3)感覚障害、(4)床ずれ(褥瘡) の4つです。
眼球運動障害 |
眼の動きは障害されないことが多い |
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膀胱直腸障害 |
眼膀胱直腸障害はほとんどない |
感覚障害 |
感覚障害はあらわれにくい |
床ずれ |
床ずれ(褥瘡-じょくそう-)になりにくい ずっと寝たきりになった患者さんは、床ずれがよく起こります。しかし、ALSでは褥瘡(床ずれ)が起こりにくいのです。この理由として、患者さんの皮膚のコラーゲンに変化が起こるためではないかという説があります。 |
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